軽天工事ではなぜ鉄骨資材が使用されるの?
弊社は東大阪を中心に関西エリアで軽天工事を手がけています。
軽天工事は主に天井部の骨組みとなる工事のことです。
一般の戸建て住宅などとは違い、大型商業施設や店舗ビルの場合、天井部に柱状の鉄骨資材が格子状に組み立てられています。
例えば商業施設の場合、大きな空間になるため、その部分に骨組みの役割、そして天井に板を貼り付ける下地が必要です。
鉄骨資材を組み立てることで、そこに石膏ボードなどの天井板を取り付けやすくなります。
また、大型施設の場合は大きな火災などの被害を防がなければいけません。
そういった側面からも耐熱性、耐寒性に優れた鉄骨資材が好まれます。
また、鉄骨資材は簡単に錆びるものではありませんので腐食の恐れが少なく、何年にもわたって状態を維持できる点もメリットです。
頻繁にリニューアル工事を行う必要がなく、建物の状態を維持してくれます。
おそらく戸建て住宅とは違い、木材で軽天工事をすることはないはずです。
なお鉄骨資材とは言え、天井部一面に張り巡らすわけではなく、隙間ができた状態になるので、鉄骨資材の費用はそれほど高くなりません。
コストを抑えながらも頑丈性のある天井の下地作りができると考えればよいでしょう。
2022.09.20